パンのつぶやき

１１月１７日、２２日にパン教室を開催いたしました。

今回は、人参、じゃが芋、山芋、りんごをすりおろして酵母を起こしました。起こし始めてから２日めでぶくぶくし始めたのですが、今回は法事で実家へ帰らなければならず、どうするか悩んだ末、冷蔵庫に入れておき戻ってから湯煎で温め直しました。

温め直したらすぐ、ブクブク始まって、酵母って凄いなあと思いました。

野菜酵母にはさつま芋と銀杏を練り込み、胡麻をまぶしました。もう一つはレーズンパンにりんごのカラメル煮をつめて焼きました。

デザートは栗のマドレーヌを作りました。ランチにはは里芋の豆乳シチューをいただきました。

なんだかはっきりしないお天気。今日は」雨が降ったり止んだりで家の外壁塗りもままならないので、干し柿作りに精を出しました。

近所の方の真似をして、ビニール紐の両端に輪っかを作り、皮を剥いた渋柿のへたの部分のＴの字の枝に引っ掛けます。これをさおにかけ、冷たい風に晒しておきます。

去年父がなくなったのですが、毎年お節料理のなますに父が干し柿を刻んで入れていました。一昨年のお正月に「来年は、私の作った干し柿を持ってくるよ」と話していて、ちょうど今頃やはり干し柿を作っていたころ、父が癌だと知らせを受け、あわてて実家へ車を走らせたのを思い出します。

結局、父は年を越すことなく逝ってしまい、父の担当だったなますも今年はつくることはありませんでした。なんだか胸が痛くなる干し柿作りでした。